嫌われると幻想

 

 

人から嫌われるって

誰だって嫌だと思う

人間は投影によって関係を築いているので

根底に生存問題がかかっているから、嫌われたら生きていけないので普通そう思う。

 

でも、人から嫌われちゃうかもってずっと怯えて

人から気に入られようとして

本当の自分とは違う自分を演じているのも、嫌だなぁというかとても疲れる。

私自身、幼少期親の顔色を伺いながら過ごすという立ち回りの良い子だったので、

社会人になっても人の顔色を伺う癖は治らなかった。

 

 

このお仕事をしてようやく、その嫌われちゃうかもしれない

というところに正面切って向かい合えるように整ってきた気がする。

 

 

実は、嫌われちゃうの正体は自分が作った幻想そのもので

果たして他人が自分を嫌うかどうかは、その人の選択肢というか学びで

ある意味その人におまかせしかない。

相手をコントロールして嫌われないようにしてもあまりいい結果は生まれないし。

私嫌われてもヘーキと開き直るのもちょっと違う・・・

 

じゃあ私がどうしたかというと

自分の中で生まれて、自分を守ってきただろう嫌われる幻想ってものを

全部認めて許して、さらにはなでなでしまくって最後バイバイする。

 

 

これしかないんだなぁと

ある程度、手放し作業が進むと

本当に嫌われた時、ちょっとショック受けるけど(受けてるフリかもしれない)

意外と冷静な自分がいたりして

そっかぁ・・・と

あっさり諦めて受け流している発見できるんでないかなぁ。

 

 

長い年月かかってやっと見えてきたことで、

この嫌われ恐怖感に、私はだいぶ苦労して付き合ってきました。

なくなることはないと思うけど、

この面倒くさい自分と向き合うしかないという諦めと覚悟をちょっと持てれば

本当の自分でちょいと楽に生きることに近づけると思います。

 

まぁ今も昔も嫌われるってより、変わった人って見られることが多いですが笑