観音経は以下のような状況で大変有効に働き、状況を好転させたり、癒しを導いたりすることが報告されています。心が落ち着くまで、あるいは状況が好転してくるまで繰り返し唱えます。

  • 心身の不調や疾患
  • 霊障(憑依、金縛り、その他)
  • 不安なときや自己嫌悪に苦しむとき

特に金縛りや、近辺で霊的に嫌な感じがするとき、誰もいないのに不穏な気配がするときなどに、このお経を心の中で唱えるだけで、金縛りが解け、状況が好転するのは頻繁に報告されています。感謝を持って謙虚に、そして無私無心に唱えると、相当の霊障にも効果がある場合もありますのでお試しください。誰かのために唱えてあげることもできます。

 

 

延命十句観音経(えんめいじっくかんのんきょう)

福井県小浜市の曹洞宗発心寺の住職だった原田祖岳老師(1871-1961)は、その著書「延命十句観音経講話」の中で「観世音」という一句は「全宇宙の声」、「全自己の叫び」、自他を超越した忘我の叫びだと書いています。

 

観世音 南無仏 (かんぜのん なむぶつ)

与仏有因 与仏有縁 (よぶつ ういん よぶつ うえん)

仏法僧縁 常楽我浄 (ぶっぽうそうえん じょうらくがじょう)

朝念観世音 暮念観世音 (ちょうねん かんぜのん ぼねん かんぜのん)

念念従心起 念念不離心 (ねんねんじゅうしんき ねんねんふりしん)

 

 

迷った時や心が落ち着かない時にとても心穏やかになりとても効果的なお経です。

また、唱える時によって感じ方も違うため新たな発見を促します。

雑念から解放されるため、瞑想時に唱えるのも効果的です。

ぜひ日々のお役に立てていただければ幸いです。

<一部リーブスインスティチュートより引用>